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書籍名:ROMAN COINS and their values
本書はすべてのコインを網羅しているのではなくB.C.5世紀〜96A.D.の期間に限定し参考となるコインをデイヴィッド・シアー氏が独自に選択し説明されています。
凡例として1953番目に記載されているものを参考として取り上げ下記に示しています。他の項番のものも基本的に同じ説明パターンで詳細か簡素かぐらいの違いです。
※原文は英語表記です。
@〜Fまでの各項目の内容について説明しています。
@ |
第 I 巻に登録されているコインに対して
1〜2931まで番号が付与されています。ここに紹介しているコインは1953番が付与されています。
本全体としては532ページ。 写真は1ページに大きめのは1枚から3枚 小さめのは1枚から4枚ほど掲載されています。 |
A |
コイン表のレジェンドの略号が記載されています。 何も記載されていない場合もあります。 |
B |
裏面のレジェンド、そして描かれているデザインの詳細に関して記述されています。
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C |
古代ローマコインを分析しカタログ化された書物の略号、コインに付与された数字が記載されています。
よく利用されているカタログは次のようなものがあります。 RIC:Roman Imperial Coinage,10Volumes スピンク社 発刊 RSC:Roman Silver Coins, 5Volumes スピンク社 発刊 BMCRE:Coins of the Roman Empire in the British Museum, 6 volumes 大英博物館 発刊 |
D |
発行年数
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E |
グレイド別に評価額がポンド・ドルで記載されています。 本の発行年数が2000年ですから構想等の時間を考慮し1997〜2000年ぐらいのドル相場で換算すると当時の価値を推察することができます。 考慮点 ・その間は1ドル100円〜150円で推移しています。 ・インターネットの普及が進んでおらず市場にどれくらい流通しているのか不明という状況の中で評価されています。 ・ 現在は投資家のお金が古代ローマ、ギリシア市場に多く流入されています。 少なくとも標準タイプで2〜3倍以上の価格は間違いないでしょう。 |
F |
イベントコインには、そのコインが発行された理由や背景等が記載されています。
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G |
コメント:グレード別評価額は参考程度にしかなりませんが自分なりの価値観を決める上でとても役に立ちました。
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