軍団旗 シリーズ



  ローマ帝国軍 軍団旗シリーズについて

 ローマ帝国軍の栄誉を記念して発行されています。ローマ帝国全土の治安がかなり安定していたと考えられます。異民族の侵入対策として配置されていたタレット付キャンプゲイト、帝国民の安全の象徴として発行を続けていた国防宣伝用コインのキャンプゲイトが330年を最後に製造が廃止されたからです。
軍団旗シリーズのコイン発行は、コンスタンティノポリスへ遷都が行われた330年〜大帝がこの世を去る337年の間に運営されている造幣所のほとんどすべてで確認されています。
この時期の造幣所の数は、ロンドン、ティキヌム、シルミウム、セルディカが姿を消し17から13箇所へと減少しています。2本の軍団旗と1本の軍団旗が大きな特徴でシリーズものとして発行されています。見かける機会の多いコインですがサイズが小さいことから詳細なデザインをきっちり残したものは、流通量がかなり少ないようです。 







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