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お宝探求<5>コンスタンティヌス帝 CampGate Rare5の潜むmint編
(5)Rare5を輩出する造幣所(Mint)
ローマMint 318-319年 Mintマーク R|P/PRを除くとRare5のCampGateコインを輩出する領域は限られてきます。
工房の種類(A,B,Γ,Δ.....)によってはRare5を獲得している場合もありますが
ここでの取り扱いはMintマーク単位での本格的なRare5を優先させることとし工房の違いによるRare5コインを割愛させていただいております。
そこでアルル、テッサロニカ、トリーア、ニコメディア、ヘラクレア、アンティオキアMintのRare5をピックアップすることにしました。
(5)-5 ヘラクレアmint
2期のMintマーク :|・/SMHA,|・・/SMHA,/SMHA,/・SMHA 318-320年に
RIC VII 33 バストタイプ:J1,
RIC VII 38 バストタイプ:J1の2枚がRare5として登録されています。
RIC VII 33,RIC VII 38のカタログは
こちらへ
バストタイプ:J1はについては
こちらへ
にてご参照いただけます。
(5)-6 アンティオキアmint
3期のMintマーク :/SMANTA,・/SMANTAand/・SMANTA 327-328and328-329年に
登録されているRIC VII 79に1枚のみRare5が存在します。
RIC VII 79のカタログは
こちらへ
2014年5月現在、カタログで採用しているコイン以外に確認できておりません。
バストタイプ:E1はについては
こちらへ
にてご参照いただけます。
アンティオキアmint,オフィチーナ(工房)Δ|Eのcampgate画像を下記@に
掲載しています。
コイン裏面に描かれているcampgateの両サイドにΔ|Eの文字が打刻され
そのことが付加価値を押し上げる要因のひとつになっているのでしょう
とても人気が高く手に入りにくくなってきています。
※ 画像をクリックすれば大きな画像で確認できます。