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お宝探求<5>CampGate コンスタンティヌス朝以降に発行されたGateコイン
(7)壊れそうで弱々しいCampGateコイン
コンスタンティヌス帝の治世に発行されたCampGateコイン,帝自らの肖像はもちろんコンスタンティン・ファミリィの肖像でも発行されています。
大帝の死後、後継者達の治世では国防の重要性を忘れてしまったのかコンスタンティヌス朝最後の皇帝ユリアヌスII世の治世も含めて発行された形跡は残されておりません。
この後ローマ帝国では、クオリティの低い製造技術で今にも壊れそうな弱々しいCampGateコインがほそぼそと発行されています。
状態のほどよいものが市場にでてくる機会が少ないことからマニア以外の関心をひくことは難しいようです。
テオドシウス朝皇帝3人の中でEのホノリウス帝のみCampGateコインが発行されていません。(テッサロニカmintの発行期間が383-388)
下記皇帝の中で高値で取引される可能性が高いのは
Magnus Maximus(383-388),Flavius Victor(387-388),Valentinian III(425-455)です。
CampGateコレクターにとっては欠かせない貴重なお宝コインです。
状態のいいものが市場に出てくる確率はとても低く
これまでの調査によればそのほとんが大手ディーラ経由で出品されています。
皇帝別に紹介させていただきます。
@Valentinian II(375-392)
ATheodosius I(379-392,392-395)
BMagnus Maximus(383-388)
CFlavius Victor(387-388)
DArcadius(383-395Augustus,395-408)
EHonorius(393-423)-----未発行
FValentinian III(425-455)
下記画像@-F(Eを除く)を参照ください。
※ 画像をクリックすれば大きな画像で確認できます。