★☆フラアテスW世(38-2B.C.) ドラクマ銀貨 ★☆
- ★☆パルティア王 ★☆
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COIN 詳細情報
商品No:V20090008 販売価格:¥9,500
【コインの表】
フラアテスW世の肖像。
【コインの裏】
ΒΑΣΙΛΕΩΣ ΒΑΣΙΛΕΩΝ / ΑΡΣΑΚΟΥ / ΕΥΕΡΓΕΤΟΥ ΔΙΚΑΙΟΥ / ΕΠΙΦΑΝΟΥΣΦΙΛΕΛΛΗΝΟΣ
アーチャーの座像が描かれています。
【大きさ】 18.72-21.09mm
【重量】 4.06g
【状態】 VF+
【備考】
Sellwood 52.11; Shore 279
発行時期:B.C.39-2年 造幣場所:レガー(現在のテヘラン レイ)
【フラアテスW世について】
【 フラアテスW世 Phraates IV (38-2B.C.) 】
オロデスU世の息子で5人の妻をめとっています。代表的な息子は、妻:ビステイバナプス の間にヴォノネスT世 、妻:ムーサとの間にフラータケスがいます。
王位に就くために父オロデスU世,兄弟達をも殺害します。
歴史的には
あの有名なローマ帝国のマーク・アン トニウスと対峙したパルティア王フラアテスW世として知られています。
アントニウス軍総勢10万人(ローマ軍 歩兵6万人、イベリア人・ケルト人騎兵1万人、その他3万人。その中にアルメア王アルタバスデス騎兵6千・歩兵7 千が含まれる。)に対し、特別な戦略も取らず歴史的な勝利を得ます。その理由の一つは、アルメニア王アルタバスデスが全軍を引き上げてしまったこと。二つ目は、アントニウスがクレオパトラに早く合いたかったのか攻城機も伴わず進軍時期を早めてしまったことにあります。 結局、アントニウス軍は、27日間の行軍の間に3万5千人を失います。
ローマ軍との争いが終了するとパルティア内部で内紛がおこりBC31年ティリダテスに反乱を起こされ フラアテスは、一時的にスキタイへ避難せざるを得なくなりますがスキタイ人と協力しティリダテスを追放することに成功します。 BC2年フラアテスは、アウグストゥス帝から贈呈されたイタリア人奴隷のムーサとの間に生まれた息子フラータケスを確実に王位継承させようとする ムーサのたくらみによって毒殺されます。