ビザンツ帝国 コインの歴史

BC27年オクタウィアヌスは、執政官等の官職をすべて返上し、共和政の復活を宣言しました。これに元老院は、アウグストゥスという称号を付与する形でそれに応えました。 ローマ共和政は、この段階から帝政への道を歩み始めアウグストゥスが数年をかけ新制度を確立することで揺るぎないローマ帝国の基盤を築き上げ西ローマ帝国が滅亡するまでこの制度が継続することになったのです。 新制度の一つである貨幣制度について次のように3分類しまとめてみました。

ビザンツ帝国の開始期には諸説あるようですが本HPはコイン中心に作成していることもあり貨幣史的にコインの分類を試みております。
西ローマ帝国崩壊後、ローマ帝国のシステムを引きついだことにより東ローマ帝国と称されることもありますがここではビザンツ帝国の名称でいくこととしました。

  1.アナスタシウスI世(A.D.491年〜A.D.518年)
  2.ユスティヌス朝(A.D.518年〜A.D.610年)
  3.ヘラクレイオス朝(A.D.610年〜A.D.717年)
  4.イサウリア朝(A.D.717年〜A.D.820年)
  5.アモリア朝(A.D.820年〜A.D.867年)
  6.マケドニア朝(A.D.867年〜A.D.1081年)
  7.コムネノス朝(A.D.1081年〜A.D.1185年)
  8.アンゲロス朝(A.D.1185年〜A.D.1204年)
  9.ニカイア帝国(A.D.1208年〜A.D.1261年)
 10.パレオロゴス朝(A.D.1259年〜A.D.1453年)


項番内容
I
  ビザンツ帝国期における青銅貨
II
  ビザンツ帝国期における銀貨
III
  ビザンツ帝国期における金貨


参考 : 貨幣量 一覧
ビザンツ帝国において制度化された貨幣単位ヌンムスによって発行されたコインについて下記一覧の文字が裏面に打刻されている場合、貨幣量を判断することができます。

A = 1 Nummus
B = 2 Nummi
Γ = 3 Nummi
D = 4 Nummi
E = 5 Nummi = Pentanummium
V = 5 Nummi = Pentanummium
S = 6 Nummi
H = 8 Nummi
X = 10 Nummi = Decanummium
I = 10 Nummi = Decanummium
I + B = 12 Nummi
I + S = 16 Nummi
XX = 20 Nummi = 1/2 Follis
K = 20 Nummi = 1/2 Follis
XXX = 30 Nummi = 3/4 Follis
LG = 33 Nummi
XXXX = 40 Nummi = 1 Follis
M or m = 40 Nummi = 1 Follis
PK = 120 Nummi
PKE = 125 Nummi
CN = 250 Nummi